体のほてり、子宮内膜症、腺筋症の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
39歳 女性
子宮内膜症、腺筋症で赤ちゃんが中々授からないため、漢方薬で何とか体質を変えていきたいと来店されました。
体が疲れやすく、フワフワしたり、貧血で体がだるいそうです。
オリモノは少ないそうです。
体が熱くほてりやすい。
アトピー性皮膚炎がある。
胃腸も弱く、夜は疲れているが中々眠れないそうです。
ホルモン検査 生理期
FSH 4.5
LH 4.7
PRL 10.8
テストステロン 38
中国医学的に『気血両虚』『陰虚血瘀』の状態と考えられます。
その為、体力や血液を補っていく漢方、体の熱を冷ましていく漢方、「血」の巡りを良くしていく漢方などをお渡ししました。
1か月ほどして、体の疲れは少しずつマシになってこられました。
3か月、半年とするにつれて、生理の出血の色も赤い鮮血になってこられております。
体がほてりやすく、皮膚も赤くなって来られております。
半年ほどして腺筋症の手術を受けられました。
一時的に体力も低下されて疲れが酷い時期もあったようです。
体質を変えていくため、引き続き飲んでいただいておりました。
漢方薬を飲んで1年10か月ほどして、陽性反応が出ましたという報告を受けました。
ホルモン剤を飲むことで体がほてりやすく、体温も37℃ですが、体の疲れもなく妊娠できたことにとても喜ばれております。
引き続き妊娠中でも飲める漢方をお渡ししております。
中国医学の考え方は体に熱がこもる方には体を温めるものではなく、体の熱を冷ましていく物が必要になります。
誰でも体を温めていけばいいのではありません。
一人ひとり体質がありますので、熱がこもる方は熱を冷ますものが必要になります。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
TEL:078-934-8499
住所:兵庫県明石市大久保町大窪299-1